逆子のメカニズムと対処法。
こんばんは。
福岡県久留米市にある
鍼灸整骨院 誠春(せいしゅん)です('ω')
今回は「逆子」について。
当院にも、逆子で悩まれて多くの方がご来院されます。
ですが、逆子といっても種類や状態があります。またいつ逆子と判明するかで対処法も違います。今回はそこのところを掘り下げて紹介していきます。
・足位(そくい)
胎児の両足(もしくは片足)がまっすぐ伸びている状態の逆子。帝王切開での分娩となります。
・膝位(しつい)
胎児の膝が正座のように曲がっており、かつ膝が子宮口を向いている状態の逆子。帝王切開での分娩となります。
・単臀位(たんでんい)
胎児のお尻が子宮口を向いていて、足は上に上がっている状態の逆子。状態によっては経腟分娩も可能です。
・複臀位(ふくでんい)
胎児が膝を曲げ、体育座りのような状態の逆子。脚の位置より、お尻の位置が下にある場合は経腟分娩も可能です。
〇妊娠中期の逆子
胎児が小さいため、多くの場合はくるりと回って戻ります。逆子であったとしても、逆子と診断されません。
〇28週~34週の逆子
28週以降は「逆子」と診断され、逆子体操の指導や処置、鍼や灸を勧めるところもあります。
〇34週~36週の逆子
胎児が成長し、お腹の中で回りにくくなる為逆子が直りにくい時期です。直らない場合を鑑みて、帝王切開を検討して手術の予定を決めることが多いです。
〇36週以降の逆子
医師や助産師の手で外側から回転させる「外回転術(がいかいてんじゅつ)」をおこなうこともありますが、それでも直らない場合妊娠38週ごろに帝王切開の準備をします。手術直前に治ることもあり、その場合は経腟分娩も可能です。
基本的に、逆子は自然に戻ります。最後まで逆子の状態の胎児は5%程度です。
また、。逆子だからダメということもありません。胎児にとっては逆子の方が心地いいのかもしれません。そのままの胎児を受け止めて、出産に臨んであげてください。
誠春でも、逆子鍼灸という形で逆子を直すお手伝いが出来ます。
ただ、36週以降である場合と、へその緒が首に巻き付いている場合は難しい旨をお伝えしております。
36週以降でも治療し、逆子が直ったケースもあります。まずは相談だけでも、もちろんOKです。
逆子治療はもちろん、悪阻(つわり)も鍼灸で改善可能です。
妊娠中の痛みやだるさもお気軽にご相談ください。
不妊治療・産後骨盤矯正もお気軽にどうぞ。
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