卵巣年齢(AMH)の意味と知る方法。
こんばんは。
福岡県久留米市にある鍼灸整骨院 誠春です。
今回は「卵巣年齢の意味と知る方法」についてご紹介させて頂きます。
妊活や不妊治療をしている方に知っておいてほしいのが「卵巣年齢」です。
AMH(アンチミュラー管ホルモン)と表記されていることもありますが意味としては同じものです。
卵巣年齢(AMH)は、発育途中の卵胞が分泌する女性ホルモンの1種を計測する事でわかります。
卵巣年齢(AMH)を知る事で、今後卵子になれる卵胞がどのくらい残っているかある程度予測でき、卵巣年齢(AMH)を不妊治療の治療計画の指針の一つにすることが多いです。
★各年代の平均値(正常値や基準値ではありません)
20~29歳→6.21
30~34歳→5.08
35~39歳→3.50
40~44歳→2.05
45~49歳→1.15
※卵巣年齢(AMH)には正常値・基準値がありません。
紹介している数値より低いから異常だとか劣っているとかではないことは必ず覚えておいていただきたいです。
年齢による低下は確かにありますが、個々人の差がとてつもなく大きいのが卵巣年齢(AMH)の特徴です。基準値や正常値が算定出来ず、平均値や参考値として比べる程度で大丈夫な数値になっています。
平均値(参考値)より下の場合は閉経が早いかも、排卵しにくいかもと参考にできます。
平均値(参考値)より上の場合はPCOSの疑いや、卵巣刺激の際に反応が良すぎて危険になるかもと懸念出来ます。
ただ、あくまで~かも、という推測の域を出ないのも現状です。平均値(参考値)と比べて一喜一憂するのはおすすめしません。
卵巣年齢(AMH)を採卵出来る卵子の個数の参考にすることはあります。逆を言えば、卵巣年齢(AMH)で判明できるのはその程度になります(卵巣関連のことがわかるので重要な数値ではあります)。
卵子の質や卵子の育ちやすさは一切わからないです。
卵巣年齢(AMH)=妊娠率ではありません。
平均値(参考値)より低いから妊娠しにくい、高いから妊娠しやすいとはならないので注意されてください(稀に悪質なサプリなどで卵巣年齢(AMH)と妊娠率を混合して記載しているものがありますが、誤りです)。
●卵巣年齢(AMH)は血液検査で知ることができます。
通常の血液検査では判明しないため、「卵巣年齢検査」もしくは「AMH検査」実施しているかクリニックに確認されたうえで受けてください。
2022年3月現在は保険適用範囲外の検査のため自費治療となります。1回5,000〜10,000円前後となります(こまめに受ける必要のない検査なので基本的には1回もしくは転院するごとに1回受ければ大丈夫です)。
2022年4月以降、保険適用範囲内となり1回1800円となります(3割負担の場合)。まだ受けたことがない方は4月以降に検査受診を検討されてみても良いと思います。
誠春で行う妊活鍼灸は、タイミング法、人工授精、体外受精・顕微授精問わずサポートさせて頂いております。
年齢や子宮や卵巣の状態、卵巣年齢(AMH)に合わせてだったりクリニックの治療計画に合わせてだったりとお一人おひとり違う施術内容にはなりますが「1周期でも早く妊娠して欲しい」と思い全力でさせて頂いておりますm(__)m
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